どもども、パパ像です。今回のテーマは「株式投資ポートフォリオの具体例参戦」です。投資ではポートフォリオが重要だとよく聞きますが、実際にどうやって組めばいいのか迷う方も多いでしょう。そこで、投資歴20年の私が、具体的なポートフォリオの例を紹介します。これを参考にして、自分に合ったポートフォリオをカスタマイズしてみましょう。適切なポートフォリオを組むことで、リスクを抑えつつ資産を増やし、老後の不安を軽減することができます。では、早速学んでいきましょう。

まず、ポートフォリオについておさらいしましょう。重要なポイントは次の2点です。

アセットアロケーションとポートフォリオの違い

アセットアロケーションとは、日本語で「資産配分」のことです。これは、資産をどの程度の比率で持つかを意味します。例えば、国内株式、新興国株式、先進国株式など、資産の種類ごとに比率を決めることです。例えば、国内株式45%、新興国株式30%、先進国株式25%というように配分します。

ポートフォリオは、アセットアロケーションをさらに具体化したもので、具体的な商品配分を考えます。例えば、国内株式の部分を「ニッセイTOPIXインデックスファンド」、新興国株式を「eMAXIS Slim 新興国株式インデックスファンド」にするなどです。複数の商品を組み合わせることもできます。

アセットアロケーションはざっくりとした資産の配分、ポートフォリオは具体的な商品の配分と覚えておきましょう。

アセットアロケーションの重要性

アセットアロケーションは運用成果の大部分を決めます。様々な研究によると、運用成果の90%はアセットアロケーションで決まると言われています。長期積立投資において、運用成果を決める最も重要な要素はアセットアロケーションであり、タイミングや銘柄選定の影響はそれほど大きくありません。

アセットアロケーションをしっかり考えれば、80点は取れると言われています。相場に張り付く時間や銘柄研究の時間を他の事に使えますね。

具体例1: レイ・ダリオ氏推奨ポートフォリオ

レイ・ダリオ氏は、投資ファンド「ブリッジウォーター」を創業したプロの投資家です。彼は「オールシーズンズ戦略」を提唱しており、経済の4つの季節(経済成長期、経済停滞期、インフレ期、デフレ期)に対応するために、次のようなアセットアロケーションを推奨しています。

  • 株式30%
  • 金7.5%
  • コモディティ7.5%
  • 中期米国債15%
  • 長期米国債40%

このポートフォリオは、守りに強く、下落局面でも安定的に成長します。例えば、リーマンショック時の下落率はマイナス4%にとどまりました。セミリタイアや完全リタイアした人、追加投資が限られる人に向いています。

具体例2: バートン・マルキール氏推奨ポートフォリオ

バートン・マルキール氏は、アメリカの経済学者で、「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者です。年代に合わせたアセットアロケーションを提案しています。例えば、30代から40代向けのアセットアロケーションは次のとおりです。

  • 米国株30%
  • 先進国株16%
  • 新興国株16%
  • 不動産30%
  • 社債5.5%
  • 新興国債5%
  • 配当成長株9%
  • 現金5%

このポートフォリオは、株式の割合が高く、新興国株の割合も高めです。配当収入を重視しており、定年後の生活に備えた保守的な運用が目的です。

具体例3: パパ像推奨ポートフォリオ

最後に私、パパ像が推奨するポートフォリオです。構成はシンプルで、米国株と現金のみです。

  • 米国株
  • 現金または債券

このポートフォリオは、長期の積立投資で特に有効です。株式100%よりも値動きが小さく、リーマンショックやコロナショックでも下落が抑えられました。作るのが簡単で、購入する商品の選択肢も多く、自動買い付けを設定すれば楽チンです。

関連する質問と回答

投資初心者におすすめのポートフォリオは何ですか?

投資初心者には、シンプルな構成のパパ像推奨ポートフォリオがおすすめです。米国株と現金の組み合わせで、手間もかからずリスク管理がしやすいです。

リスク許容度が低い場合、どのポートフォリオが適していますか?

リスク許容度が低い場合、レイ・ダリオ氏推奨のポートフォリオが適しています。下落局面でも安定的に成長するため、安心感があります。

積立投資と一括投資のどちらが良いですか?

長期的な視点では、積立投資がおすすめです。リスクを分散でき、暴落時のダメージも軽減されます。

ポートフォリオのリバランスはどの頻度で行うべきですか?

ポートフォリオのリバランスは、少なくとも年に1回は行うことをおすすめします。バランスを保つことで、安定した成長が期待できます。

株式以外の資産を組み入れるメリットは何ですか?

株式以外の資産を組み入れることで、リスクを分散し、ポートフォリオ全体の値動きをマイルドにすることができます。例えば、債券や金などが有効です。

以上、今回のブログ投稿がこれからの投資の参考になりましたでしょうか。この記事が良いと思っていただけましたら、ぜひお友達に紹介したり、チャンネル登録をしていただけると励みになります。パパ像は皆さんの資産形成を応援しています。一緒に頑張りましょう。

By kazuya