どもども、一羽像です。自己紹介はこちら。今回のテーマは「米国株でおくりびとの一羽像が語る、株で稼げない人の特徴7選」です。株式投資で資産を増やしたいけど、なかなか思うようにいかないという投資家の声をよく耳にします。確かに相場全体が低調な時には仕方ない部分もありますが、相場が好調な時に自分だけ資産が増えない、あるいは減っているという悩みを持つ方も多いでしょう。そこで今日は、株で稼げない人にありがちな特徴7パターンをご紹介します。もしかしたらあなたも気づかないうちに稼げないパターンに陥っているかもしれません。あるいは今順調でも、知らず知らずのうちに危ない橋を渡っているかもしれません。ご自身が当てはまっていないか、今一度チェックしてみてください。それではさっそく共に学んでいきましょう。

収入と支出の最大化ができていない

一つ目は収入と支出の最大化がきちんとできていない人です。資産を増やす方法は実にシンプルです。毎月の支出から余った部分を貯蓄に回すことで資産は増えていきます。投資はあくまでも余剰資金の一部で行うものです。余剰資金を効率的に増やすには三つの柱を意識することが大事です。

収入を増やす

収入を増やす方法はいくつかあります。副業を始めたり、給料アップにつながる勉強や資格に挑戦することが挙げられます。収入が増えれば、その分投資に回せる余剰資金も増えます。

支出を減らす

支出を減らす方法も大小様々です。おすすめは固定費の見直しです。大きな支出から検討するのが効果的です。例えば、家賃や保険料、通信費などを見直すことで、大きな節約効果が期待できます。

貯蓄自体が増える仕組みを取り入れる

貯蓄自体が増える仕組みはいくつかあります。その一つが投資です。既に始めている方もいるかもしれませんが、適切な投資戦略を持つことで効率的に資産を増やすことができます。

自分の軸がなく相場に惑わされる

二つ目は自分の軸がない人です。投資の決断は勇気が必要ですし、ストレスを伴うものです。ついつい他人に決断を委ねてしまうこともあります。この傾向は特に初心者に多いです。大事な判断を他人に委ねると、失敗した時に「誰々のせいだ」と言い逃れができます。自分のせいではなくなるので精神的には楽ですが、これでは失敗から何も学べません。

自己責任で考える

投資の経験値を増やすためには、失敗から学ぶことが必要です。上がると思って買った株が上がらず停滞している、あるいは下がってしまうことは往々にしてあります。その時になぜそうなったのかを自分で考え、改めて継続して保有するか、手放すかを判断する。このプロセスが重要です。

周りの雰囲気に流されない

自分の軸がないと相場にも惑わされがちです。株価が上昇している時に「乗り遅れたくない」と高値で購入してしまう、あるいは株価が下落している時に不安になって売ってしまう。これでは長期的な資産形成は難しいです。

実績思考で行動する

責任の所在を自分以外に求める依存志向から自己責任で考える実績思考に変える。そして自分の行動を自分自身のルールや考えで決めることが重要です。

変化を恐れて必要な方針変更ができない

三つ目は変化を恐れて必要な方針変更ができない人です。人は誰しも変化を恐れ、なかなか新しい行動が取れないことがあります。いわゆる現状維持バイアスです。これが投資判断で生じるとよろしくない場合があります。

状況の変化に柔軟に対応する

例えば、投資していた銘柄が下落している時、本当ならば売った方が良くても、売った後に値が戻ることを心配して何もできず、結果としてさらに下がってしまう。最悪の場合、その銘柄が破綻することもあります。

損切りラインを設定する

初めから損切りラインを決め、思い描いていたストーリーから外れたら客観的に企業を見直す。このような対応が適切に取れないと大きな損失につながりかねません。

客観的な視点を持つ

企業の業績や市場の状況を客観的に見ることで、適切な投資判断を下すことができます。感情に左右されず、冷静に判断することが重要です。

暴落時に買い向かえない

四つ目は暴落時に買い向かえない人です。利益を得たいけど損はしたくないと思いながら投資をしている人も少なくありません。人は利益よりも損失の方が心理的な影響が大きいのです。

損失回避バイアスを理解する

例えば、ゲームで勝って500円獲得した時の嬉しさよりも、負けて500円損した時の悔しさの方が大きい。このように損失回避バイアスがかかっています。

長期的な視点を持つ

株価は常に右肩上がりというわけではありません。時には下落相場が続く時期もあります。投資を始めるタイミングによっては大きな含み損を抱えるかもしれません。しかし、長期的な視点を持つことで、短期的な変動に惑わされずに済みます。

稲妻の輝く瞬間を逃さない

敗者のゲームの著者チャールズ・エリスの名言「稲妻の輝く瞬間にマーケットに居合わせなければならない」があります。株価が大きく跳ねる瞬間にしっかりと株式を保有できていることが大事です。暴落は一時的なものであり、将来的には回復する可能性が高いです。

投資を継続できるスタイルが定まっていない

五つ目は投資を継続できるスタイルが定まっていない人です。株式投資を始めても相場が悪くなるとすぐに手放してしまう、あるいは長期でホールドするつもりだったのに少し利益が出ただけで利確してしまう。このような行動は長期的な資産形成にとってマイナスです。

バイアンドホールドの重要性

個別株を買う時は基本的に一度買ったら一生持っていられるような株を買うことが大事です。相場の変動に気を取られるような株は最初から買わないようにするのが良いでしょう。

売買のルールを設定する

相場の上げ下げで株を売買する投資法もありますが、この場合は買うタイミングと売るタイミングにルールを設け、そのルールを徹底する必要があります。このようなトレードは初心者にはあまりおすすめしません。

予定外の売却を避ける

長期目線のつもりがついつい売却してしまいがちなパターンを知っているだけでも、予定外の売却を避ける手助けになります。例えば、株価が大きく下げたタイミングで売却する、株価が大きく上げた後の調整で売却するなどです。

ビジネスモデルを見ない

六つ目はビジネスモデルを見ない人です。株価という変動するものばかりを見ているとうまくいきません。購入した時点の株価と現在の株価の差にばかり気を取られてしまうのは問題です。

ビジネスモデルの把握

会社の株を買うということは、その会社の持ち主になることです。その会社が生み出す商品やサービスがどのように社会に利益をもたらすのかを理解することが重要です。

長期目線での投資

特にバイアンドホールドの長期運用では、ビジネスモデルをしっかりと把握することが求められます。投資家に対して「その会社のビジネスモデルは何ですか?」という質問をしてみると、その人がしっかりと長期目線で投資しているかどうかがわかります。

自分に問いかける

自分自身に「今持っている株、その会社のビジネスモデルは何?」と問いかけることが重要です。どういう強みがあって利益を出しているのか、これからも利益をもたらし続けるのかをしっかりと理解しましょう。

センスがない

七つ目はセンスがない人です。何とも身も蓋もない話ですが、これは事実です。

短期トレードの難しさ

短期間で資産を築いたという話も耳にしますが、ほとんどの人はこのようなトレードではうまくいきません。直感的な売買で短期的に利益を上げることもあるかもしれませんが、短期トレードを何度も繰り返して勝ち続けるのは難しいです。

長期投資のメリット

一方で、長期の米国株投資でもセンスが光る人とそうでない人がいます。まだ知られていない優良株を発掘する、大きく業績が伸びる企業を見抜けるというのは稀です。しかし、米国株投資は日本株よりも失敗のしにくさという点で優れています。

失敗から学ぶ

失敗の経験を次に生かすことで、トータルでプラスに持っていくことが重要です。下がる要因を考え、継続保有すべきか、手放すべきかを判断する。そして次の銘柄選びの際に失敗の経験を生かす。このようにしてトータルでプラスに持っていくことが大事です。

関連する質問と回答

1. 投資を始めるためにはどのくらいの資金が必要ですか?

投資を始めるために必要な資金は人それぞれです。少額から始めることも可能ですが、一般的には余剰資金を使うことが推奨されます。まずは生活費を確保し、その上で余裕のある資金を投資に回すことが重要です。

2. 初心者におすすめの投資方法は何ですか?

初心者にはインデックスファンドへの積立投資がおすすめです。これにより、リスクを分散しながら長期的に資産を増やすことができます。特に米国株のインデックスファンドは安定した成長が期待できます。

3. 投資のリスクを減らすためにはどうすればいいですか?

投資のリスクを減らすためには、分散投資が有効です。複数の銘柄や資産クラスに分散することで、特定の銘柄や市場のリスクを軽減することができます。また、長期投資の視点を持つこともリスクを減らす一つの方法です。

4. 資産を増やすための具体的なステップは何ですか?

資産を増やすためには、以下のステップを踏むことが重要です:
1. 収入を増やす
2. 支出を減らす
3. 貯蓄を増やす仕組みを取り入れる
4. 適切な投資戦略を持つ
5. 投資を継続する

5. 投資において最も重要なことは何ですか?

投資において最も重要なことは「自分で考えること」です。他人の意見に惑わされず、自分自身で情報を収集し、判断することが成功の鍵です。また、長期的な視点を持ち、計画を持って投資を継続することも重要です。

By kazuya