どうもパパゾロです。自己紹介はこちら。今回のテーマはこちら、絶対NG一生ファイヤーできない最悪の投資5選です。
Fireという言葉が馴染み深くなりました。ファイヤーはファイナンシャル・インディペンデンス・リタイア・アーリーの頭文字をくっつけたものでしたね。経済的自由を得て早期退職することです。ファイヤーを投資の一つの目標にとらえる方もいらっしゃることでしょう。それが資産形成の励みになっているのであればいい目標だと思います。しかし、手段を誤るとファイヤーが遠ざかる投資もあることをご存知でしょうか?このブログではファイヤーが遠ざかる投資の例をご紹介します。早速共に学んでいきましょう。
ファイヤーするためにはどれぐらいの資産が必要なのか?ごもっともな質問です。答えはファイヤー後あなたがどのような生活を望むのかによって変わります。たくさんお金を使う暮らしがしたいのであれば、ファイヤーするための資産はたくさん必要です。節約型の生活であれば、相対的には少ない資産でFireできます。ただ、これではよく分かりませんね。1つの目安は年間生活費の25倍です。年間300万円、つまり毎月25万円程度の生活費であれば7500万円ということです。これはファイヤーを資産からの収益だけで生活できる状態と定義し、逆算した結果です。資産の運用利回りが年間の生活費を超える水準になればいいわけです。パパ像が他のブログでも申し上げているS&P500連動商品への投資を思い出しましょう。想定利回りは5%程度でした。得られた利益に課税されることを考慮すると、実質の利回りは4%程度になります。年間の生活費が300万円の人は生活費をこの実質利回りで割り算してみるといいでしょう。答えが7500万円になります。年間の生活費が400万円の人はファイヤーのために1億円用意した方がいいということです。
さて、7500万円なり1億円になるを作る方法です。すでにパパ像の他のブログでも資産形成についてお話ししてきました。また、2022年に上司した僕が子供に教えている1億円の作り方でも、コツコツ資産形成することで1億円の金融資産を作る方法を変えています。想定利回り5%程度でファイヤーに必要な資産を築く方法はシンプルです。適切に節約してS&P500連動商品への入金力を高めるというのも一つの手でしょう。資産形成の王道はつまらなく見えるかもしれません。しかし、誰でもできるという特徴があります。王道で資産形成しファイヤーした先輩たちがたくさんいます。ファイヤーを目指す方はぜひ真似してみてください。
さて、ファイヤーの資産形成に王道があるならば、やってはいけないこともあります。これからやらない方がいいことをずつ紹介します。
新築ワンルームマンション投資
新築ワンルームマンション投資は、経済的自由を目指す投資家にとって大きな落とし穴となることが多いです。新築マンションの一室を所有し賃貸に出して家賃収入を得る不動産投資の一種ですが、以下のような問題点があります。
1. 毎月の収支がネガティブになる
新築ワンルームマンション投資の毎月の収支例は、大抵収入より支出の方が多いです。ローン返済、管理費、修繕積立金、固定資産税、都市計画税などの支出が発生します。結果として毎月1万円の手出しでは済まなくなります。収入に対して支出が多いわけですから、資産が増えませんね。節税効果を歌う新築ワンルームマンション投資には何か裏があると思ったぐらいの方が良いでしょう。
2. 売却が難しい
不動産投資の出口手段の一つが物件の売却ですが、新築ワンルームマンションの価格は概して高めになります。新築物件には開発業者の利益が上乗せされているからです。新築プレミアムとも言われますが、これは購入した瞬間になくなります。買ったらすぐに物件価格が大きく下がることもあります。そのため、売却を検討した時に残っているローン以上の売却価格を設定することが難しいです。つまり、売るに売れない状態となります。
仕組債への投資
仕組債とは、一般的な債券には見られない特別な仕組みを持つ体験です。以下のような問題点があります。
1. 高利回りだがリスクが高い
仕組債は高利回りを歌って販売されることが多いです。しかし、これには何か裏があると考えるべきです。例えば、ABC電気の株価によって利率や償還金額が決まる特殊な債券の場合、株価が当初から15%を超えて下落しなければ年利8%です。しかし、株価が下がれば利率は0.1%にまでなります。債券なのに株価に振り回される商品だということです。
2. 運用が強制終了されるリスク
仕組債の多くは強制的に運用を終了されることがあります。例えば、株価が一定水準を超えた場合、早期償還となり元本が返ってきますが、それまでに受け取った利息と元本しか戻ってこないため、運用は終了してしまいます。このような商品は長期投資には向いていません。
ポンジスキームが多い死後ファンド
ポンジスキームとは、詐欺的な投資手法であり、新しい出資者からの資金を既存の出資者に配当として支払う手法です。以下のような問題点があります。
1. 高利回りを謳うが実際には運用しない
元本保証、無リスクを謳い、年10%や20%など高利回りの投資案件で出資者からお金を集めますが、実際には運用されることはありません。後から参加する別の出資者から集めたお金の一部を着服し、残ったお金を以前の出資者に配当金と偽って横流しします。
2. 出資者が増えないと破綻する
出資者が増えているうちは実際に配当がもらえるため信用してしまうパターンも多いですが、出資者が少なくなると配当が滞り、やがて破綻します。破綻すれば出資者のお金は戻ってきません。多くの場合、詐欺師は音信不通になるため泣き寝入りするケースも後を絶ちません。
レバレッジを使った商品
レバレッジを使った商品は、投資のリターンを大きくするための手法ですが、以下のような問題点があります。
1. 値動きが激しい
レバレッジ2倍であれば、原資産の動きの2倍の変化をします。例えば、株価指数に連動したレバレッジ商品は、その株価指数が上昇を続けると勢いよく上昇しますが、裏を返すと下落も2倍の動きです。値動きが激しいため、長期投資には向いていません。
2. 資産形成の王道には合わない
レバレッジを使った商品は、資産形成のベテラン向けです。値動きが激しいため、どうしても値動きが気になります。資産を着実に積み上げたい人には向いていないと思います。無理に手を出さなくても良いでしょう。
高い配当利回りや分配利回りにだけ着目した投資
高い配当利回りや分配利回りにだけ着目した投資も、ファイヤーを目指す人には向いていません。以下のような問題点があります。
1. 資産が目減りする可能性がある
例えば、グローバルXナスダック100カバードコールETFは、毎月分配を行い、その分配金利回りは税引前で年13%という高配当です。しかし、チャートを確認すると、2022年は下落基調で足元はやや戻ってきたものの、2021年末と比較してマイナス20%程度です。高い分配を受け取っても、資産そのものが減ってしまうリスクがあります。
2. 投資した資産が成長しない
カバードコール戦略は、現物の上昇で得られるリターンを捨てて、コールを売ったプレミアムで得られるキャッシュフローと現物から得られる配当金でリターンを追求します。現物の上昇で得られるリターンを捨てているため、長期的な資産成長には向いていません。高い配当利回りや分配利回りを追求するのは、資産形成の目標達成に目処がついてからでも遅くはありません。
まとめ
FIREを目指して資産形成している方にできれば避けてほしい投資を5つ紹介しました。
1. 新築ワンルームマンション投資
多くの場合でキャッシュフローがプラスになりにくいです。手放す時も売りづらくなることが多いです。
2. 仕組債の購入
資産が減る可能性が決して低くないだけではありません。運用を強制終了させられることがしばしばあります。ですから長期での資産形成に向いていません。
3. ポンジスキームが多い死後ファンド
年利10%確実などという商品はめったにありません。
4. レバレッジを使った商品
レバレッジを使った商品は値動きが上にも下にも大きくなりがちです。長期コツコツ投資には向いていません。
5. 高い配当利回りや分配利回りを示している商品を大量に買うこと
高い分配を示している代わりに投資した資産が減ってしまう商品があります。よく確かめてから投資したいものです。
これからの投資戦略の参考になりましたでしょうか?ブログが良いなと思っていただきましたら、お友達に紹介していただいたり、ブログにいいねやフォローをしていただけるととっても励みになります。人生に正しい活動は皆さんの投資活動を応援しています。ともに頑張りましょう。
関連する質問と回答
1. ファイヤーを達成するためにどのくらいの資産が必要ですか?
ファイヤーを達成するための資産は、あなたがどのような生活を望むかによって変わります。一般的には年間生活費の25倍が目安とされています。例えば、年間生活費が300万円の場合、ファイヤーするためには7500万円が必要です。
2. 新築ワンルームマンション投資のリスクは何ですか?
新築ワンルームマンション投資のリスクとしては、毎月の収支がネガティブになることや、売却が難しいことが挙げられます。収入より支出が多くなるため、資産が増えにくいです。また、新築物件の価格は購入した瞬間に下がることが多く、売却時に残っているローン以上の価格で売ることが難しいです。
3. 仕組債の投資リスクは何ですか?
仕組債の投資リスクは、高利回りを謳っている反面、株価などの変動により利率や償還金額が大きく変わることです。また、運用が強制終了されるリスクもあり、長期投資には向いていません。
4. ポンジスキームとは何ですか?
ポンジスキームは、新しい出資者からの資金を既存の出資者に配当として支払う詐欺的な投資手法です。高利回りを謳って出資者を集めますが、実際には運用されることはなく、出資者が増えないと破綻します。破綻すれば出資者のお金は戻ってきません。
5. レバレッジを使った商品のリスクは何ですか?
レバレッジを使った商品のリスクは、値動きが激しいため、資産の増減が大きくなることです。特に長期投資には向いておらず、資産を着実に積み上げたい人には適していません。