どもども、パパ像です。自己紹介はこちら。今回のテーマは「ファイアーは本当にお勧めか?実際に経済的自由を得て分かったこと」です。ちなみにファイアーとは、経済的に自立して早期リタイアをすることを指します。2019年に私はファイアーを達成し、約3年間の生活を通じて感じたことがあります。今回は、その体験をメリットとデメリットに分けてお話しします。ファイヤーを目指す皆さんの参考になれば幸いです。

結論を先に述べると、正直なところ、私はファイアーしたことについてデメリットが浮かばないくらい良かったと感じています。それでは、早速始めましょう。

ファイヤーとは何か

まず初めに、ファイアーを一言でいうと、経済的自由を得て早期退職することです。これは英語で「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取って「FIRE」と言います。ファイヤーの語源は1992年にアメリカで100万冊以上売れたベストセラー本「Your Money or Your Life」から来ています。この本はアメリカの若者たちにファイアームーブメントを引き起こし、大きな話題となりました。

次に経済的自由とは何でしょうか。経済的自由とは、資産からの収入が生活費以上になることを指します。つまり、生きるために働かなくても良い状態です。資産からの収入としては、不労所得や配当金、不動産所得などがあり、人によって様々です。

では、いったいどのくらいのお金を貯めれば良いのでしょうか。一つの目安として有名なのが「4%ルール」です。これは総資産額の4%が年間の生活費以上であることが条件です。この4%ルールは、アメリカのトリニティ大学の論文に基づいており、資産を運用しつつ毎年4%を引き出しても30年後に95%の確率で資産が残るというものです。

このように経済的自由を得て早期退職するのがファイアーです。では、次にファイアーのメリットについてお話ししていきましょう。

時間の余裕ができて効率的に使える

ファイアーすると、まず時間の余裕が生まれます。ファイアーする前は、私たちは意外と多くの時間を生活のための仕事に使っています。例えば、朝起きる時間、出社する準備時間、通勤時間などです。これらは全て会社のために使っている時間と言えます。ファイアーすると、朝起きる時間も夜寝る時間も自由です。昼間の時間も家にいても、外出しても自由です。

さらに、時間の余裕ができるだけでなく、効率的に使えるようになります。組織で働いていると、会議や決まり事、文書作成など多くの時間が使われますが、ファイアー後はこれらから解放され、自分の時間をより生産的に使えるようになります。

ストレスがなくなり健康になる

次に感じたのは、ストレスがなくなり健康になることです。時間の余裕ができると心にも余裕が生まれ、イライラしたり怒ったりすることが減ります。私の場合、ファイアー後に受けた人間ドックでは、ほとんどの数値が良くなっていました。特に肝臓に関する数値が驚くほど良い方向に改善されていました。

ファイアーする前の仕事は好きでしたが、やはりそれなりにストレスがありました。独立後は嫌な仕事はしなくても良くなり、忙しくしたくなければ仕事を調整することができます。そのため、ストレスがなくなり、健康状態が良くなったのです。

意外とお金はいらない

次に、ファイアーしても意外とお金が減らないということです。ファイヤーする前は金銭的な不安がありましたが、実際にファイアーしてみるとむしろ資産が増えました。これは私だけでなく、他のファイヤー経験者にも同じ傾向が見られます。

ファイヤーしてからは、ストレスがなくなり支出が減ったことも大きいです。ストレスを解消するための贅沢品や外食、飲酒などの支出が減り、結果的にお金が貯まりやすくなります。

思う存分好きなことができる

ファイヤーすると、興味あることにすぐ取り組めるようになります。ファイヤー前は組織での仕事があり、やりたいことがあってもなかなか始められませんでした。しかし、ファイヤー後は自由な時間が増え、旅行や趣味などに思う存分取り組むことができます。

また、経済的な心配がほとんどなくなるため、好きな趣味や夢を追いかけることができます。例えば、小説家になりたいという夢があっても、経済的な問題があると夢を追いかけるのが難しくなります。しかし、ファイヤーしていればこのような問題は解消され、夢を追いかけることができます。

自分で時間の使い方を決めなければいけない

ファイアーのデメリットとして、自分で時間の使い方を決めなければいけないという点があります。これは一見メリットのように感じますが、デメリットにもなり得ます。24時間が自由に使えるため、何をして良いかわからなくなったり、無駄に時間を過ごしてしまうことがあります。

そのため、ファイヤー後の生活を計画的に過ごすことが重要です。やりたいことリストを作り、時間を有効に使うよう心がけましょう。

急な出費への対応が難しくなる

次のデメリットは、急な出費への対応が難しくなることです。生活費ギリギリの収入でファイアーすると、急な出費に対応するのが難しくなります。冠婚葬祭や高額な買い物など、普段の生活でも予期せぬ支出が発生することがあります。

そのため、ファイヤーを計画する際には、生活費以外の支出も考慮しておく必要があります。

再就職が難しくなる

再就職が難しくなるのもファイヤーのデメリットです。ファイヤー後にお金がなくなったり、暇すぎたりして再就職を考えることがあるかもしれません。しかし、年齢やスキルによっては再就職が難しい場合があります。

そのため、ファイヤーを目指す際には、再就職の可能性も考慮しておくことが重要です。

既存のつながりが絶たれる可能性がある

最後のデメリットは、既存のつながりが絶たれる可能性があるということです。ファイアーという概念はまだ一般的には浸透していないため、退職して自由に暮らすことを周囲の人が理解してくれるとは限りません。

そのため、ファイアーに関しては秘密にしておいた方が良い場合もあります。私も友人や家族には独立経営者という体で公表しています。

まとめ:ファイアーしてよかった

以上、今回はファイアーのメリットとデメリットについてお話ししました。結果として、私はファイアーして良かったと感じています。もちろん、デメリットもありますが、しっかりとした準備をすれば問題ありません。ファイヤー後の生活を楽しみに、1歩1歩進んでいきましょう。

関連する質問と回答

ファイアーを目指すための最初のステップは何ですか?

ファイアーを目指すための最初のステップは、自分の生活費を把握し、それに基づいて目標とする資産額を設定することです。次に、収入源を増やすための投資や副業を始めることが重要です。

ファイアー後の生活で気をつけるべきことは何ですか?

ファイアー後の生活で気をつけるべきことは、時間の使い方と健康管理です。自由な時間が増えるので、計画的に過ごすことが重要です。また、運動不足にならないように気をつけましょう。

ファイアーを達成するためにはどのくらいの資産が必要ですか?

ファイアーを達成するために必要な資産額は、4%ルールを基に計算できます。年間の生活費の25倍の資産が目安です。例えば、年間生活費が300万円の場合、7500万円の資産が必要です。

ファイアー後に収入を増やす方法はありますか?

ファイアー後に収入を増やす方法としては、不動産投資や配当金、ブログやYouTubeなどの副業があります。興味のある分野で収入を得る方法を模索しましょう。

ファイアーを達成するための投資戦略は何ですか?

ファイアーを達成するための投資戦略としては、長期的な視点での株式投資や不動産投資が有効です。分散投資を心がけ、リスクを分散しながら資産を増やすことが重要です。

By kazuya